天板のフラッシュ構造とは?
テーブル商品の説明の中で、「フラッシュ構造」という言葉が出てきます。
このフラッシュ構造がどういったものかをご説明します。まずは下の図をご覧ください。
図のように枠組みされた心材にベニヤ等の合板を貼り付けます。
見た目には1枚の板のように見えますが、中に空洞が出来ているのです。
フラッシュ構造のメリット
メリットはやはり何と言っても軽いこと。持ち運びや移動に便利です。
厚みのある天板でも中に空間があるため軽く仕上ります。天板サイズが大きくなれば当然重量も増えていきますが、フラッシュ構造であれば重さを軽減することが出来ます。
フラッシュ構造のデメリット
デメリットとなるのは、ビスを打つ位置が限られるということです。
天板の場合、テーブル脚を取り付ける必要があるため、芯材のある箇所へビスを打ち込み脚を固定します。
天板と脚 組立てのワンポイントアドバイス!
木ビスを打つ際、天板裏をコンコンとノックするように叩き鈍い音(重たい音)がするところは心材が入っています。中心部に向かって叩いていくと軽い音になりますのでそこは空洞でビス止めが出来ませんのでご注意ください。
下の図は、独立脚を取り付ける場合の事例です。
独立脚の場合、図のように四隅に取り付けますが、だいたい10mm前後内側に脚を取り付けます。
※天板・脚の構造によって異なりますので参考程度にご覧下さい。
もちろん一般的なベースタイプの脚も取付けが可能です。
取り付けでご不安の場合は当社スタッフがサポートさせて頂きますのでご安心ください!
関連記事